トリック─劇場版2─(★★★)/最後は『富豪刑事』との競演を!

深夜枠でスタートした人気ドラマシリーズの劇場版第2弾。いつも通りのキャストが、いつも通りのストーリーで、いつも通りゆるいドラマを展開する、最後まで安心して観られる一作だ。嫌いな人は絶対に受けつけないタイプの作品。言ってみれば社会批判のないコメディ作品で、『モンティ・パイソン』が歴史や政治をネタにブラックな笑いを提供してくれるのに対し、こちらは80年代90年代に流行ったネタを笑いの対象にしている。くだらないと言えばそれまでだが、仲間由起恵や阿部寛といった(正直、演技力は期待されていなかった)キレイどころ、二枚目どころがそれをするというギャップが、笑いを誘う一因になっているのだろう。

言葉にすると、「それの何が面白いの?」と言われそうだが、仲間由起恵と片平なぎさのセルフ・パロディには笑わせられる。貧乳/巨根ネタは今度はさりげなく? 使われ、しかし強烈なインパクトを与えてくれる。

本作で完結、という話もあるが、年末あたりに是非、同じくテレ朝系の人気ドラマ『富豪刑事』と競演してもらいたい。「貧」と「富」の対立、阿部寛の女癖、深田恭子のボケに対する仲間由起恵のツッコミ。もちろんそれなりの謎解きは用意しておいて、奇術のトリックと、金に物を言わせた捜査で解明していく。うわ、それ観たいなあ。

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by taraponya | 2006-06-12 09:57 | 映画日記


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